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ナシの盛土式根圏制御栽培

栃木県が平成15年に開発した栽培方法。遮根シートにより地面と隔離した盛土(培土150L)に苗木を植え付ける。

@密植栽培で、2年苗は植え付け2年目から収穫が始められ、初期収量が多い、A管理作業が単純化でき、省力的で、パート従業員の導入がしやすい等のメリットがある。

苗木の本数は多く必要となる。(2m×2.5m植えで200本/10a、通常の3.2倍)
ドリップ方式では、かん水装置、支柱、遮根シート、培土、苗木等で、初期投資が約240万円/10aかかる。 底面かん水方式は、初期投資がやや少ない。  

植付け1年目(4月上旬)
主幹の高さは60cm
5月下旬の葉の状況
7月上旬になると枝が伸びる
8月下旬になると更に枝が伸びる
上に伸びた枝(2月上旬)
枝を斜め45度に誘引する
誘引された枝
誘引された枝
樹は150Lの培土の中に
植えられている
細根が培土の縁まで回っている
盛土の底面から給水させる
植付け2年目(6月中旬、豊水)
植付け2年目(6月中旬、幸水)
植付け2年目(6月中旬、豊水)
植付け2年目(8月上旬)
植付け2年目(8月上旬、幸水)
植付け2年目(8月上旬、豊水)
     
(ハウス栽培、かん水はドリップ方式)  
ほぼ完成した樹形
(7月上旬、ハウス栽培)
ドリップ方式のかん水
ドリップ方式のかん水施設

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