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イネ心枯線虫(しんがれせんちゅう)

発生時期:生育期〜出穂期  病原:イネシンガレセンチュウ

伝染方法及びセンチュウの生活史:イネセンガレセンチュウは、種もみの中で越冬し、播種後、水中を泳いで健全もみに入り込む。イネが発芽するとセンチュウは生長点に移動し、更にもみに移動しながら加害する。

被害:葉先が数cmこより状によじれる。もみに稔実不良や黒点米が発生する。

心枯線虫病発生株
心枯線虫病発生株
葉先3〜5cmが枯れ、こより状によじれる
葉の病徴
病徴基部は褐色のギザギザ線で、
その下部は黄白色。
葉の病徴
イネシンガレセンチュウ
による黒点米
イネシンガレセンチュウ
(体長0.5mm)
(比較)生育障害による
葉先のよじれ

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