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イチゴ軟腐病(出荷後の発病)

発生時期:5月  病原:糸状菌(かび)

伝染方法:病原菌の胞子は空気中を多数浮遊しており、収穫期に曇雨天が続くと発病する。また、昆虫によっても媒介される。主に収穫後の果実に発生する。

被害:果実を白い菌糸が覆い、先端に黒い胞子のうができる。菌の産生する酵素によって果実の軟化腐敗が進行する。  

果実を白い菌糸が覆う
菌糸の先端の白い胞子のう
白い胞子のう(直径0.1mm)
白い胞子のう(直径0.1〜0.2mm)
白い胞子のうが黒色に変化
白い胞子のうが黒色に変化
リゾープス属菌の
黒い胞子のう(直径0.2mm)
果実は発病翌日には軟化
更に1日経つと黒かびに変わる
黒い胞子のうは柄も黒くなる
黒い胞子のうの表面が
崩れて胞子が出る
リゾープス属菌の胞子

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