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トマト萎凋(いちょう)

発生時期:4月〜6月  病原:糸状菌(かび)

伝染方法:土壌中の耐久性のある硬膜胞子(土壌伝染する)

被害:導管部が侵され、葉が黄化して萎れ、次第に褐変枯死する。
病勢の進み方は慢性的で、始めは茎の片側の葉だけが黄化することが多い。

葉の病徴
葉の病徴
半身の葉が黄化する
下葉から順に黄化してしおれ
褐変する
果実は早期に着色する
株全体の病徴
病徴のはげしい株
病徴のはげしい株は
枯死する
枯死株の茎の褐変
根の褐変は部分的
であることが多い
穂木を台木から切り離さなかった
ことが発病要因
根際部の茎の導管の褐変
上部を除き茎の導管は褐変している
下位の茎断面
茎の縦断面

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