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カンキツ類炭疽(たんそ)(果実発病)

発生時期:10月  病原:糸状菌(かび)

伝染方法:樹上の枯れ枝で越冬した病原菌が雨滴により伝染する。

被害:果実に周囲黒褐色の円形病斑を生じる。病斑内には黒色小粒点がある。

参考:早生ウンシュウミカンで、樹冠外側の陽光面の果実に発生しやすい。(日焼けによる果皮障害部に炭疽病菌が感染する。)  

直径8mmの円形病斑
直径15mmの円形病斑
直径20mmの円形病斑
長径30mmの円形病斑
病斑は周囲が明瞭な黒褐色
病斑内に黒色小粒点
病斑の断面
黒色小粒点には刺毛がある
(分生子層)
病斑内に黒色小粒点
病斑の断面
病斑部は窪み果皮が薄い
直径20mmの病斑
病斑内の黒色小粒点
長径30mmの大型病斑
果実内部が腐る

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