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イネ苗立枯(なえたちがれ)病(リゾクトニア属菌)

発病時期:育苗期  病原:糸状菌(かび)

伝染方法:病原菌は野菜の苗立枯病と同じである。土壌中に残った被害植物上で菌核及び休眠菌糸として生存して伝染源となるため、野菜作後の土壌を用いると多発生する。発育適温は20〜30℃。

被害:移植約1週間前の種籾に急に発生し、葉先がしおれたり、葉腐れ症状を呈する。葉腐れ部分に蜘蛛の巣状の菌糸が見られ、白色の菌核を生じる。  

硬化期に発生
所々に葉枯れを生じる
発病した苗床
葉先がしおれる
葉が褐変
葉が水浸状に枯れる
葉が褐変し、葉腐れ症状を呈する
葉が褐変
葉腐れ部分に白色菌核を形成
蜘蛛の巣状の菌糸が見られ、
白色の菌核を形成
種籾の周囲に白色の菌糸を生ずる
白いカビに覆われた種籾

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