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コムギ縞萎縮(しまいしゅく)

発生時期:2月上旬〜4月中旬  病原:ウイルス(オオムギとは別のウイルスで相互には感染しない)

伝染方法:ウイルスを保毒した土壌中のポリミキサ菌が、ムギの根に寄生して感染させる。

被害:葉には縞状又は不規則な退色斑を生じる。軽症株は、茎立ちが始まると症状が消えるが、重症株は草丈が低くなり、出穂しても不稔粒が多くなる。症状の激しい株は黄化枯死することもある。

発病株(3月上旬)
発病葉のモザイク症状
発病ほ場(3月上旬)
発病株(3月中旬)
発病ほ場(3月下旬)
発病ほ場(4月中旬)
発病株(4月中旬、新葉は緑色)
発病ほ場(5月上旬)
発病ほ場(5月上旬、
重症株は草丈が低い)
多発生ほ場(5月上旬)
草丈は30〜40cm
萎縮株は出穂するが、
不稔粒が多い
多発生ほ場(3月中旬)
部分発生ほ場(3月中旬)
部分発生ほ場(4月上旬)

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