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ナス半身萎凋(はんしんいちょう)

発生時期:6月〜10月  病原:糸状菌(かび)

伝染方法:ほ場に落ちた発病葉上の病原菌が、土壌中で越冬して伝染源となる。翌年苗が植えられると、根や傷口から侵入して感染する。周囲には風雨により伝染する。

被害:株の半身の葉の萎れ、1枚の葉の片側の黄化など。夏の高温期に発病が一次休止し、秋口から再発病することが多い。青枯病と異なり、株全体が枯死することは少ない。  

生育初期発病株
生育初期発病株
生育初期発病株
(症状が重い)
生育中期発病株
生育中期発病株
生育中期発病株
生育中期発病株
(葉の黄化が目立つ)
生育中期発病株
(半身の葉が日中しおれる)
生育後期発病株
生育後期発病株
(隣接畦と比べて草丈が低い)
発病葉
発病葉
左から健全株、半身萎ちょう病株、青枯病株
半身萎凋病
茎内が薄茶色に変色
(比較)青枯病
茎内が濃茶色に変色

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