地上部の生育のバラツキの少ない「3段畑の上から3段目」と「飛び地」について、収量調査を行った。欠株は見られなかったが、全体に奇形イモが多く、1株当たり重量の平均も「3段畑の上から3段目」が248g、「飛び地」が261gと少なかった。加工用として出荷できそうなイモは両畑とも1/3程度と見込まれる。 地上部の生育はほぼ良好であったが、収量調査を行ったところ、ほとんどが奇形イモで長さが15cm以下であった。また、収穫時はシャベルがないと掘れないくらい土が固かった。4月に深耕ロータリーで2回深耕しているが、6月2日の185mmと3日の50mmの大雨により土が締まってしまったのが原因と思われる。また、地上部の生育に比べてイモ重量が非常に少ない理由は、イモが肥大する9月が夜間も高温で呼吸に消費され、養分の蓄積ができなかったためと推定される。 |
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